はい、どうもこんにちは、七堂です。だんだん暖かくなってくる今日このごろ、寝る前にこっそりとアイスを食べてしまいました……。これは、太る!!!
今日は、仕事でちょっとした意思決定があったのだけれど……。「何もたもたしているんだ」ってメンバーから怒られてしまいました。
やーい、仕事ができないやつ〜
どちらかというと、仕事でサバイバルしている人の動きをしているらしいのです。
ブラック企業にいた事によるトラウマを抱えているせいで、判断に慎重になりすぎているようでした。反省も兼ねて、今のブラック企業仕込みの行動を少しまとめてみます。
怒られたのは以下の3つです。
- 期限ギリギリでの調整を行ってしまう
- できる限りの根回しをおこなってしまう
- 強気に出ることができないでいる
- サービス残業で対応しようとする
仕事ができない人やんけ
こうしてみると、仕事ができない人なのがよくわかりますね……。 でも、ブラック企業にいると、非効率な働き方が効率的になってしまうのです
期限ギリギリでの調整を行ってしまう
期限はギリギリにするんだよ? いいね?
なぜかというと、ギリギリで仕事を終わらせないと追加の仕事が降ってきてしまうからです。
よく言われるよな。仕事がきる人ほど忙しくなるって
それな。IT業界では、レベル1で対応できるバグと、レベル10で対応できるバグが明確にあります。忙しい現場だと、レベル1を育てる余裕がなくなるので、レベル10を使うしかなくなるのです。
というわけで、ブラック企業では、仕事ができる人ほど損をするのですよね。実際に、終わると思ってバグ対応をし続けた結果、一人で半分近いバグ対応をしている時がありました……。
この時は、過労死ラインの残業時間を突破しています。仕事をこなすほど、仕事が増えるので、 本気は出さないで、期限ギリギリで仕事をするのが良いのです。
あと、期日に余裕があると、絶対にOKを出さないクライアントや上司が存在しているのも事実です。
品質を挙げるためにNGを出しているのでは?
そう思っていた時期もありました。しかし、3割は、より良いものを作ろうとしてではなく、 マウントをとって、自分の力を見せびらかせたい人なのです。
「そんな言いがかりをつけるなら自分でやれと」
大企業ほど多いよね。そういうの
ほんとそれ、そういった人たちが出世しやすいのでしょうね……。こういった人たちを見つけるのは簡単です。揚げ足をとる人物を避けていけば良いのです。揚げ足取りって、人の足を引っ張りつつ、自分が上に立つので、マウントを取るにはお手軽なんですよね。
マウントをとる人間には、期限ギリギリで交渉しに行く、これが大事なのです。
より、仕事が多くなってしまう点、OKが出にくくなる点から、報告するのをギリギリにしないと損をしてしまいます。
一見、非効率が効率的になっていくのです。
できる限りの根回しをおこなってしまう
根回しをするようにもなりました。
会議は始まっている前に終わっているってやつね
仕事を進めて行っても、偉い人に方針をひっくり返されることが多々あります。
某保険会社では、3ヶ月ほどかかってようやくシステムのデザインが決まったのに、期限1ヶ月前に、「このデザインで作り直して」って偉い人から言われて大炎上しました。
そこから、半年間、月40時間の労働をすることになったのは想像に難くないかと。
ヒエっつ
この時は青い顔していて、上司からも心配されました。
いや、会社辞めておけよ
前述の絶対にOKを出さない人のように、マウントをとって、力を見せつけたい人が必ずいます。9割決まった段階でも、ひっくり返してくるのです。
手のひら返しを止めるために? もちろん根回しですね。意思決定権を持つ人には、必ずCCをつけて、この路線で進んでいるのを途中で止められないようにします。
サラリーマンお得意の責任払いだ!
「どうして、今、意見をいうの? 今まで報告していたよね?」これはメチャクチャ強いのですよね。
他には、相談をするって定で、意見がひっくり返るのを防ぎにいきます。意見を言わせる機会を作っておけば、「どうしてあの時言わなかったの?」って攻めていけますので。
今回指摘されたのは、こちらの動きかなと。会議の前に、会議出席のメンバーの半分には話を通しておきたいって、意見を出したら、準備ししすぎとチームメンバーに言われてしまいました。ちょっと期限も厳しかったしね。
根回しに慎重になりすぎると、カードをきるタイミングが遅くなります。前述の「仕事はギリギリに報告する」って話と噛み合う時は良いのですけどね……。
ひっくり返さないための根回し、大事ですよ。
強気に出ることができないでいる
強気に出られないってのも、注意を受けました。「この仕事はあなたにしかできないのだから、堂々とプレゼンすれば良いのよ」って、メンバーに言われました。
今までは、ブラック企業の派遣社員でしたので、常に立場が下になっていました。立場上いじめに遭いやすいので、反対意見を言わずに、全てYESって感じでね。
IT企業って多重派遣業だから、下請けの地位がそのままカーストになるのよ……。
でも、今はプライムの企業なのもあって、強気に出ても問題がないです。地位もかなり上がっているしね。
地方に来ると地位が上がる話はこちら
メンバーには、「やってやるから、これで承認をとおせ」くらいの勢いでプレゼンしてこいと言われました。ちょっとこの観点はなかったので、驚きでしたわ。下請けをずっとやり続けるのはよくないなって、心から思ったよね。
サービス残業で対応しようとする
うん、これは本当にいけないことなんだけどね……。残業を重ねるとすぐに45時間以上を突破してしまって、会社から怒られてしまいます。
45時間ってそんなに超えないだろ
1日2時間残業やぞ? 簡単に超えるって!
45時間以上残業を防ぐためには、昼休みを使うのが最も効率的です。お昼ご飯を食べ終わったら、10分ほど寝て、仕事をすると。
社畜だ!
メールのやり取りが昼休みに入っているのを見て、同僚にびっくりされたよね。
周りも休めなくなるから、よくはないのはわかっているんだけどねー。今、リハビリ中です。残業をさせないようにする規制は、サービス残業を増やしただけだと思うのですよ。
ひどい時にはタイムカードを切ってから仕事をしていました。だって終わらないんだもん。記録上の残業時間は40時間未満なのですが、実際はそんなの突破しているというね!ちなみにみんなはこんな働き方をしてはダメだぞ!
メンタルを壊しますから!
それに、それをやると労働時間の割に、成果が出ているから、仕事が降ってくるリスクもあるのよね。タイムカード通りしっかり働くのです。
まとめ
ブラック企業出身者だからこその働き方をしていると注意を受けました。期限ギリギリ作戦や根回しは良いとして、サービス残業体質はなんとかしないとなー。
ブラック企業で働いた傷は思ったより大きいです。ちゃんとした会社でキャリアを積むのが大事なのです。