山から見る風景が好きなのに疲れてしまう。
荷物を軽くしても対処しきれない。
そんな時、ツインストックがすげー有効でした。
今回はトレッキングポール2二刀流(ストック二刀流)に切り替えたので、s使い勝手や、コスパについてレビューしますね!
無銘のトレッキングポールを買いました
神保町を歩いていたときのことです。
ふらっと、小さい登山ショップ入りました。
そこで運命的な出会いがあったんです!
折りたたみトレッキングポール、一目惚れしちゃいました。
JACKOというメーカーのトレッキングポールです。
店頭値引き価格9000円で買ってきました!
![JACKO買いました。](https://www.lonely-trekking.com/img/2017/09/IMG_1421-1024x768.jpg)
>Jacko(ジャッコ) スーパーマイクロ アジャスト アルミ シルバー×グリーン
店主曰く、「LEKIでもブラックダイアモンドでも無いけど、性能はそれらに並ぶ。
無名だから値引きもしている」とのこと。
RPGみたいな店主だな
実戦で使ったのはこの時です。詳しいレビューは後半に書きます。
>まるごと日光東武フリーパスで男体山ヘ行く!
トレッキングポールの選び方は?
とりあえずこのトレッキングポールを選んだ基準を書いていきますね。
まぁぶっちゃけ一目惚れだけどね。
トレッキングポールはT字型か?I字型か?
トレッキングポールの形状には大きく二種類あります。
最近では両用のものがLEKIから出ていますが…高いんですよね…
T字型 | I字型 | 両用 | |
概要 | 主に1本で使う。 杖を上から握る事ができる。 その為、体重をかけやすい。 2本使う方もいる。 |
主に2本で使う。 横から持っているため、体重はかけにくい。 その代わり、推進力として使うことが可能。 2本使用時は強制的に3点支持になるため、安定する。 今回買ったのはこれ |
珍しい。 観ててかっこいい。 I字にT字のグリップを付けたようなもの。 使い方は人それぞれ |
重量 | 1本時 軽い | 2本時 重い | T字1本に比べたら 重い |
値段 | T字1本の2倍 | T字1本の1.5倍 |
まぁ完全に好み。
T字だから1本で運用しなきゃいけないって決まりもないし、I字だから2本使わなきゃいけないなんてルールもありません。
それに、道具は適材適所で使っていくことが大切だと思ってます。
I字2本使用にこだわって、岩場ゴツゴツの急斜面で両手が塞がっているなんて、危ないだけです。
あ、初心者なら2本がオススメですね。
初心者向けコースは緩やかな坂が多いです。
そうなると、トレッキングポールが有効活用できる場面が多く、両手の力も推進力に出来る2本持ちのほうが、疲れません!
(T字からI字に変えた人談)
トレッキングポールの素材の選び方は?
トレッキングポールの材料は主に2種類です。
先輩「山や」はカーボン勧めてきますが、
個人的にはお金の問題かなと。
アルミ (ジュラルミン) |
カーボン | |
概要 | 硬いので安心感がある。 今回買ったのはこっち |
しなる。 慣れてないと怖い。 |
重さ | 重い | 軽い 持ったら感動するレベルで |
値段 | 安い | 高いアルミ製の1.5倍くらい |
カーボンはコスト的に…キツイ(本音)。
T字1本主義者なら挑戦しても良いと思う。
収納の仕方は、折りたたみか?伸縮か?
どっちも使ったことがあるので詳しく書きますね。
折りたたみ | 伸縮 | |
収納時がコンパクトになるのが最大のメリット。 カバンの中に入れることができる。 特に電車やバスを使った登山の場合、 カバンからはみ出しているトレッキングポールは邪魔になることも多い。 長さ調節がしにくいのがデメリット。 最低の長さが決まってしまうため、急勾配を登るときに短くして使うことが出来ない。 慎重の低い人や女性だと、短いものを探すのが大変。 (私は身長160cmで最低の長さ110cm使っています。) |
長さ調整に自由度があるのがメリット。 身長が低くても、長さ調整でなんとかなるし、 T字型ならステッキとして使うことも可能(腕を下に伸ばして杖を付く)。 コンパクトに収納できないのがデメリット。 電車での移動を考えると、邪魔になってしまう。 山行中にしまう場合でも、リュックからはみ出す形になってしまう (しっかりホールドしてあればいいけど)。 |
|
重さ | 変わらない(ちょっと軽い) | 変わらない |
値段 | 変わらない | 変わらない |
私は両方使ってみて、
折りたたみ式のほうが使いやすいと感じました。
電車内で手軽にしまえますからね!
トレッキングポールの身長による長さの選び方は?
![トレッキングポールの長さ](https://www.lonely-trekking.com/img/2017/09/b614a24bf430340027345327c40df9c5.jpg)
伸縮タイプの場合は、「そんなに長さを気にしなくていいかな。」って感じ。
長さの自由度高いですから。
それこそ、T字で腕を完全に伸ばして、コブの部分を持つ方法もあります。
折りたたみの場合はちゃんと長さを考えましょう!
自由度がありません!
調整できる長さは±15cmくらいです。
![トレッキングポールの長さ](https://www.lonely-trekking.com/img/2017/09/IMG_2130_1.jpg)
長さの基準は、肘を90度に曲げた時-5cmくらいが良さげ。
登りは短いほうが使いやすいですし、下りは長いほうが良いです。
その調整がし易いのが-5cmくらいかなと。
まぁぶっちゃけ
最低限の長さが肘曲げて90度になっていても余裕で使えます。
握る部分ずらすだけでいけますからね。
(身長160cmで110cmのトレッキングポール使っている私談)
トレッキングポールのメーカーによる選び方
トレッキングポール一つとってもメーカーが多すぎて困っちゃいますよね?
特にネット通販の場合は安いけど無銘が多くて信頼性がありません。
有名所のメーカーをざっと挙げてみました。
モンベル
私が推しているメーカー。
折りたたみ式は1本からの販売です。
折りたたみ式は玄人志向なのか高いんですよね…
LEKI
>LEKI ノルディックウオーキング ポール NWマイクロマジック
値段見てもらえば分かる通り高いです。
雪山用のピッケル出していたりと、信頼性は抜群ですね。
狙っていた折りたたみ式に成るとカーボンになっていしまい、高く付くのが難点。
ブラックダイアモンド
>Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスカーボンFLZ
こちらも高い。
やはり、ピッケル出していて信頼性は高いです。
だから折りたたみ式カーボン高いって!
ツイントレッキングシステムの使用感
![ツイントレッキングシステムの使用感](https://www.lonely-trekking.com/img/2017/09/IMG_1422_1.jpg)
T字一本使いから乗り換えた感想です。
「疲れない!」
この一言ですね。
常に3点支持になるのでバランスが良いです。
バランスを取るために無駄な体力を使いません!
歩いている時は自然とナンバ歩きになります。
アスリートも取り入れている上半身がぶれない歩き方ですね。
詳しくはこちら
登山で疲れない歩き方!?ナンバ歩きのススメ!
また、
両腕の力が推進力に変わるのもいいです。
体力がキツイのなら、道具で補っていきましょう!
初陣はコチラ
まるごと日光東武フリーパスで男体山ヘ行く!
さすがに、相性の悪い地形では、1本で使ったり、完全にしまったりしていました。
それでも、荷物になるデメリットより、使用している安定感のほうが大きいと感じます。
それに移動時の収納性の高さもGood。
リュックにスポっと入るだけで、電車での移動の邪魔になりません!
今まではリュックの脇に固定していたせいで、他の乗客に引っ掛けたりしていたんですよね…
(反省!)
「登山で疲れるのは嫌」
「山行中に転びそうになる時がある」
そんな方は持っていて損はないと思います。
そうそう
ネットで買う場合は注意してください。
「体重を支えられなさそうなちゃっちいもの」や、
「長さ調節が出来ないもの」
が結構あります。
最低でも5000円超えるくらいのものを選んでおけば失敗しないと思いますよ。
くそっ、Amazonのほうが安かった!
ドケチのくせにこういうところで引っかかるから…