はい、どうもこんにちは、七堂です!
やられました……
なにを?
セクハラで訴えられました!
えぇ......
もう、社会的に死んだよね。再起不能だよね。人間やめるしかないよね。
と、いうわけで、体験談を綴って行きますね♪
それ、プライバシー的に問題があるのでは?
あ、会社をやめたのと、アウティングによって知らない人が多くないこともあって、時効かなと。
(※アウティング 当事者以外に情報を漏らし、周囲に広めること)
幸いなことに、セクハラで訴えられた件は冤罪と分かり、刑事事件となることもなく、社内からの評価も下がることはありませんでした。
ただし、一時的に社会的評価が下がったのと、メンタルに深いダメージを負ったのは事実です。
深いダメージ?
そのあたりは追々とね。
もし、無罪であっても、セクハラで訴えられたら、社会的にもメンタル的にも死にます。
今回の一件で、感じたことや学んだことを、反省文も兼ねて、覚書のように書いておきますね。
もし、セクハラで訴えられたら、「あきらめて転職しましょう!」
そんな大げさな
冤罪だろうと傷がつくと、そういった目線で見られます。
出世レースでも不利になるのと、ネタにされる機会も多くなってしまうことから、人間関係をリセットするのが良いと思うのです。
あと、とっても大事なことを言います。「自分を守るために、女性に関わってはいけません」。
なにその「童貞こじらせたチー牛子供部屋おじさん」みたいな発言!
女性と関わるってことは、そのくらいのリスクがある社会になってしまったのよ。そりゃ、結婚できない若者が増えますわ。
セクハラ冤罪にあった一部始終と、その後の心身の変化について書いていき、思ったことのメモを記載しますね!
セクハラ冤罪にあいました
はい、というわけでセクハラ冤罪に会いました。
えぇ、なんでそうなったのさ?
プロローグ

きっかけは、ほんの些細な日常会話だったのです。
私はIT派遣という形で、ほかの会社に出向している状態でした。派遣といってもチームで派遣という形をとっていて、同じ派遣会社のメンバーと一緒に出向していました。
よくあるSESってやつね
セクハラを訴えた女性は、同じ派遣元の社員として一緒に仕事をしていました。
彼女は「ザ・女性」って感じのイメージで、外見に気を使い、自分磨きなんて言っていて「旦那を探しに来ているのか?」ってタイプです。
内気でコミュ障で、仕事を教えても手ごたえを感じなく、仕事する気があるのか疑問を感じるくらいでした。
確かに、彼女の能力はそこまで高くなく、ITパスポートがようやくとれるくらい、プログラミングの腕では圧倒的な力の差を見せつけています。
(※ITパスポート IT資格の初歩の初歩)
それでも、ホームページを作るくらいならと、教えこんでいました。
能力的に劣っていたけど、かわいがっていた同僚からセクハラを訴えられたってこと……
そんな彼女と、もう一人の女性社員とランチを一緒にとることになったのです。もう一人の女性社員は、共に死線を潜り抜けた盟友で、気兼ねなく話ができる間柄でした。
会議室の一角で、「私」、「セクハラを訴えた女性」、「共に死線潜り抜けた女性社員」で、お昼を広げます。
2人きりで、リスクの高い行動はしなかったわけね
それなー。「女性と話すときは、周囲の目線がある状態にしろ」と、教員時代に叩き込まれましたので。
ただ、全員に共通する話題がなく、居心地の悪い沈黙が続くようになっていました。
集まったのに会話がない……いやな時間だ!
そこで、仕方ないので、洋服のネタを振ってみることにしたのです!
「でゅふふ、それ、オフショルダーになる服でござるなぁ、デュフフ。珍しいでござるな!」
変態だよ!!! ! !
冗談はさておき、、真面目なトーンで、「珍しい服ですね、それ、オフショルになるやつですよね?」って話しただけです。
私のセクシャリティがそっち側であることもあって、話のネタにするのならちょうどよいかなと。
まさか、この程度の日常会話が、その後の大変なことに繋がるとはね
セクハラで訴えられました

2カ月後。仕事も順調で、セクハラを訴えてきた女性の仕事も巻き取るような活躍をしている中、突如として、部長からの呼び出しがありました
部長からの呼び出し、こわぁ
個室に案内された後、唐突に「同僚の○○さんから、セクハラとして訴えられているんだけど」と切り出されたのです。
思わず、「はぁ?」って言ったよね。心当たりなかったし。
原因は2ヶ月前の話だしなぁ
あれこれと事情聴取を受けると、2ヶ月前の洋服についての言及だとわかりました。
覚えていることを洗いざらい話すと、部長は相手に非があると言ってくれました。ってか、その程度でセクハラを訴えられたら、日常会話すらできないしね。
部長も非がないと言ってくれたんだね
だがしかし、「日を改めて、本社の会議室に集まり、茶番でも良いから謝って」って言われたのです。
えぇ
しかも人事の人を巻き込んで!!!
もうね。非がないのに謝るのは、メンタルにくるよね。納得しないで謝るのって辛いよね。しかも当事者でない、ギャラリー(人事)もいる状態で!
大事なことなので2回言いました。
もう、公開処刑に近いもんね……
日を改めて、当事者たちが集まり、茶番の謝罪会見の場が開かれました。会議室に、私、セクハラを訴えてきた同僚、部長、人事が集まり、重々しい空気を醸し出しています。
そんな状態で、部長が火蓋を切りました。
「例の件で○○さんに謝罪したいとのことで、この場を設けさせていただきました。では、○○さん」
「せ、先日は、不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」
茶番……
その後、めちゃくちゃ部長から感謝されたよね。大事にならないように一肌脱いでくれてありがとうと。
これで一件落着かー
それが茶番謝罪だけでは済まなかったのです!
後日談 アウティング

1年後の話です。
盛大にアウティングされていて、知らない人がいない状態になっていました……。
えぇ
茶番劇すら、メンタルにダメージあったのに、これでもかと追い打ちがあったよね。
セクハラの窓口を作るとか言っている会社のすることでは無いです。当事者を守れと……。
どうやら、セクハラを訴えてきた女性は、飲み会の席で、「セクハラなのかも?」と相談していたらしいのです。その後、全社宛にセクハラがあったらしいという噂話が流れて、特定されていました。
えぇ
その程度の情報でも、人間は嗅ぎ回るからねぇ。
一部始終を知っている方も多く、私の味方になってくれている方が多い状態ではありましたが、それでも秘匿にしておきたい内容です。
セクハラ冤罪とはいえ、厳しいよね
周囲に茶番をしたことまで知られるとメンタルにダメージがあるよね。 そんな、超高ストレスの状態になったときの、心身の変化と周りからの反応を書きます。
心身の変化と周りからの反応
メンタルに強烈なダメージが入ったよね。
ですよねー
過労死ラインの残業をしてもピンピンしているような人が、一撃でダウンしているので、かなり強烈でした。
仕事中も例の一件について色々考えてしまったしね。
何より、後遺症が残りました。
セクハラ冤罪による後遺症?
はい、女性が苦手になりました。特にセクハラを訴えられた女性に似た、ザ・女性ってタイプが本当に苦手です。
そんな女性と話すだけで、変な汗が出て、心拍数が上がる状態になっています。
「はぁはぁ、この案件なんだけど、手伝ってくれないかな……はぁ、デュフフ」
やめろよ! 変態だよ!
私が女性として認識しないタイプは大丈夫なのですけどねぇ。極端に太っているとか、元男性で切ってしまった人とか……。
性癖が歪んでおる
結果として同性パートナーと過ごすようになりました……。
えぇ
それに、会社の評価も影響したのかなと思うわけですよ。
一瞬で社内に広まってしまったのもあって、周囲の視線がね。上司からの推薦を受けて、昇進する可能性もあったのに、1年延期されたような気もするし……。
膝に矢を受けると出世しにくいってよく言うよね。
そう、セクハラでの守秘義務はあってないようなものです。
加害者も被害者も社内で噂になってしまうのです。もし、自分が無実でセクハラ冤罪にあった場合でも、転職が良いと判断しました。
今回の一件で考えたことを書いていきますね。
セクハラ冤罪で思ったこと

コミュニケーションには暴力的な一面があると思うのですよ
コミュニケーションが暴力的?
相手の領域に踏み込んでいくわけだからね。女性が相手の場合に関してはさらに強い。
「ご飯でも行きませんか」って女性に発言してしまったら、セクハラになります。
男性同士なら、飲みニケーションなのにね
ハラスメントに関するコンプライアンスが独り歩きしてしまっている今、コミュニケーションにはリスクが伴っていると思います。
ハラスメント研修はどの会社でもやるでしょ?
不快に感じたらすぐに人事の窓口に! ってやっているけどさ、あれって良くないと思うのよ。
セクハラを訴えるのって、内部告発みたいなものだと思うのです。
内部告発?
社内の不正を公にすることね。一歩間違えたら会社が倒産してしまうようなやつ。セクハラの場合は、やっていようが、やってなかろうが、訴えられた方は大変な精神的苦痛を受けます。
電車の痴漢冤罪と同じね
そう。訴えられた方の社会的地位を何から何まで奪うからね。
セクハラを訴えるのは女性だけじゃないけどさ、女性は男性を一撃で退場させられる強力なカードを持っているのよ。
だから、使い方を間違えないでほしいんだよね。
ハラスメントを訴える側のリスク教育や倫理教育もしっかりやるべきだと思うのよ。
何でもかんでもハラスメントにしてしまうと、コミュニケーションが成立しない生きづらい世の中になると思うんだよね。
ハラスメントとコミュニケーションは紙一重。
ハラスメントとコミュニケーションの境界が明確に定義されていないので、言ったもの勝ちになってしまっているのです。
それに、今回の問題は私に対するセクハラだと思うのですよ。
女性特有の「生理的に受け付けない?」ってやつ?
そういうやつ。「生理的に受け付けない、会話したくない」で貶めようとしているような雰囲気すら感じたからね。
この問題はジェンダーの問題も絡んでいるからややこしいのです。
「おっさんずラブ」のようなBL作品の場合、男性同士なら許される場面が多いです。でも相手が女性だったら?
完全にアウト。
男性がセクハラで訴えた事例は少ないでしょ? そういうものなのですよ。
ジェンダーの問題かぁ。
男性なら多少暴力的なことをしても許される風潮があるからね。私から「訴えてきたあなたのほうがセクハラです」って言ってやりたかったわ!
つまり、何が言いたいかというと…………
何が言いたいかというと?
「自分を守るために、女性に関わってはいけない」
「童貞こじらせたチー牛子供部屋おじさん」だ! !
でも、仕事柄女性と関わってしまう方もいるでしょう? そんなときは、訴えられる可能性を下げる必要があるのです。
容姿に気を使うだけで違うと思うんだよねー。
(※イケメンに限る)ってやつを実践するんだね
そ、そういうこと。
あ、ハゲとチビと青髭は救いようがないから、諦めようね(自虐)♪
というわけで、「みんなー! 女性とは恋愛せずに男性と付き合うんだよ? 町中歩くときに目立つようだったら、女装しようね!! ! !」
まとめ
セクハラ冤罪にあいました。
きっかけは些細な日常会話です。それでも訴えられるリスクがあります。
結果としてメンタルを病んでPTSD並みの女性嫌いが発動してしまいました。社会的評価も落ちます。
(※PTSD トラウマのこと)
個人的には、訴えられたら会社を辞めるのが良いとは思っています。評価がつきまとう気がしているので…………
セクハラを訴える側の教育ができていない今、女性と関わるのはリスクでしかありません。
どうしても関わる可能性があるのなら、容姿に気をつけて(※イケメンに限る)ができるようにしましょう!