はい、どうもこんにちは。七堂です。
クソ記事書きます!
引きがひどい……
今回も自分の考えをダラダラと書いていく記事だからね!
先日、髪をジェンダーレスな髪型にしてみたんですよ。
そしたら、色々と心持ちが変わってきました。
どういうこと?
私、性自認にちょっとだけ問題があって、男性でいるのがすごく嫌なんですよ。
あまりにも嫌すぎて、ホルモン剤を使って、男性的な性欲を 消し飛ばしてしまうくらい。
重症だろ……
否定はしない! 性別違和に近い感覚だと思ってるからね! 詳しくはコチラの記事に書いています。
そんな状態でしたので、男性が社会的に求められる短髪で清潔感がある髪型が、あまり好きではありませんでした。
男性でいるのが嫌な人にとって短髪は丸刈りと同様です。
自分の気に入らない髪型は坊主と同じ
やーい、坊主!
おいやめろ! でも、自分自身の内なる声にそう言われている感覚なのですよね。
周囲からは「清潔感のある男性」と見られるのでしょうが、自分自身は「坊主」と思っている状態でした。
まわりから「似合ってる」って言われても嬉しくない?
そうそう。教員時代に、かなり短くしたことがあって、好評だったことがあったのです。でも、内心では、受け入れられませんでした。
考えてみてくださいよ。頭を丸めてる状態って、かなり恥ずかしいじゃないですか? 髪が伸びるまで1年から2年かかります。そんな髪を刈り上げてるなんて犯罪を犯したのかって疑ってしまいますよ。
好きでもない丸刈りの状態で、「外に出る」「人に会う」ってかなり恥ずかしいことですよね?
丸刈り状態の自分の姿を見るのが嫌で、鏡すら見た事がありませんでした。
ひどい言いよう……
そのくらい重い問題なんだよ。
社会の一員として、マジョリティに溶け込む髪型が必要
だったら長髪にすれば良かったのでは?
それが社会的な圧力により、できなかったのです。就活は男性は短髪で挑むことが普通です。ジョブホッパーで転々としていたため、伸ばす機会が得られませんでした。
就活時は短髪って仕込まれてましたから……。
これもおかしい文化ですよね。売り手市場のときは、頭髪なんて自由で就活してたのに。
私の就活のときは、面接官の人事はバブル入社世代で、やんちゃしていた世代なのに、就活生には金太郎飴のような性質を求めるいびつな環境でした。
バブル世代は「らしさ」にこだわる傾向があるよね
そうね。バブル世代のアニメやドラマで出てくるMtFは、「気持ち悪い存在」として描かれることが多いです。(現代では「オトコの娘」って感じで可愛くなります)
だから、「男性ならばこうあるべき」って考えが強い傾向にあるのです。そんなんだから、今の30代MtFは苦しんでいるのよね。
おっと脱線しました。
就活では、「男らしさ」を求められることが多くて、長髪にできませんでした。
就職してからは? 1年もあれば伸びるでしょ?
就職してからも、お堅い職業に就いていたため、長くする機会が得られませんでした。「生徒指導のために規範となる髪型にしろ」って業務命令出てしまってな。
教職の闇!
学校は勉強するところで、外見はどうでも良いと思うんだけどね。やっぱり、近隣住民からの目線があるから、難しいのよ。チャラい生徒がいるだけでクレームの対象になっちゃうからね。
周囲からの視線があると厳しいんだね。
そう。同じ制服を着ている生徒は、学校の一員だから、一人でもチャラい子がいると、学校の評価を落としてしまう危険性があるのです。
ちなみに、母校は不良校として有名になりました!
悲しい
集団の一員として、周りから見られている感覚は、美意識につながりますが、行動の制限にも繋がります。「お天道様が見ている」という日本古来からの考え方とも言えるでしょう。
運送業(クロネコヤマト)がユニフォームを統一して、社会的に認められるようになったように、集団の一員として見られる感覚は非常に大切なのです。
帰属意識と周囲の視線かぁ。
日本だと難しい問題なのよ。集団の一員であることに安心感を覚えてしまう民族だから。日本でフリーランス的な働き方が難しい理由の一つなのかもしれませんね。
あ、でも、時が流れた、今の世代なら、そんな周囲からの視線は気にしないかもしれません。Uberなんて帰属意識のかけらも無い働き方が増えているわけですから。
髪は自己表現が最も出る部位なのだと思う。
さて、そんな状態から、ついに髪を伸ばしました。今年に入って色々な心境と環境の変化がありました。「自分で決めること」「親の価値観を脱出すること」「周りに合わせすぎないようにしたこと」「若手が多い部署に移動したこと」ほんと色々ね。
その心境の変化は自立というのでは?
そうかもね。経済的理由もあって、親元を離れられなくてな……。多分、この考えに至ったのはめちゃくちゃ遅い……。
中でも親の価値観については、大きかったのです。以下の記事で書いています。
そして、つい先日、心境の変化も現れて、ジェンダーレスな長髪にしてみました!
こんな感じ

自分の気に入る髪型にして、今まで見なかった 鏡を見るようになりました。
外見にもこだわるようになって、寝起きと化粧室に行ったときは、ちゃんと寝癖を直したり、 前髪を整えたりするようになりました。
他にも、眉毛も整えたり、髭の永久脱毛も始めています。
ナルシスト?
傍から見たらそうかもしれませんね。
1分に1回は鏡を見ていますから!
病気だよ!
冗談です。
でも、思春期で格好をつけはじめた男子中学生みたいにはなっています。
長髪にしてからは、さらに、心境が変わりました。
自分自身のなりたい自分に近づけて、自信が持てるようになった気がしています。
髪を伸ばしてから、少しだけ他人と関わることが多くなりました。それに、今まで躊躇していたことに、手を出すことが多くなりました。
エニアグラムでもそう出るようになっています。
自己肯定感ってやつ?
そうなのかもね。ジェンダーレスな髪型が完成した今月は、少しだけ自信がついたのか、決断と挑戦の回数は段違いです。
自分自身が気に入る外見にすることは、自己肯定感を上げると思う
自己肯定感って知っていますかね?
ありのままの自分を肯定する感覚でしょ?
そう、他人と比較せず、今の自分を尊重する考え方です。自己肯定感が強いと、主体性のある行動ができたり、前向きに考えることができたり、失敗を恐れなくなるそうです。
髪型と自己肯定感がどう関わるのさ
自己肯定感って、「自分と向き合うこと」が大切なんだよ。「コレはできていないけど、コレはできる」みたいな感覚が。
たかが、髪型を変えただけだけどさ。「髪型は自分の理想に近づいているけど、ヒゲがまだまだ目立つ」「髪型は自分の理想に近づいたから、自信を持って他人と関わってみよう」って気持ちになったんだよ。
プチ整形でよくある効果だね
それそれ、ちょっと外見に自信が持てると、人生を前向きに考えたり、健康に気を使ったりする行動が多くなる研究データがあります。
その効果が、長髪にするだけで得られたんですよね。新しいことにチャレンジしたり、夕食をちゃんと食べるようになったり。
ちょい性別に問題のある私が、男性的でない髪型に変えただけで、そこまでの効果が得られたのですから、性自認が体の性別と異なる人が、性適合手術すると凄まじい効果があるのでしょうね。
まとめ
長髪に変えてみて、気がついたことがありました。毎朝、鏡を見るようになったし、積極的に行動を起こすようになっています。
今までは、外的要因のため、長髪にする機会が得られませんでした。日本独自の文化のせいでしょうかね?
「権力者によく見られるようにすること」「集団に属すること」って考え方があると、自由に行動できないようです。
人生における大きな決断を経て、「自立」という領域に近づいた気がします。その一環で長髪にしてみました。
すると、更に心境が変化して、行動的になったのです。
おそらく、プチ整形と同じように、ちょっとだけ外見に自信がツイたので、自己肯定感が満たされ、動けるようになれたのでしょう。
それだけ、外見の多少の変化は大きいと思うのです。とくに、性別に違和感を感じているならば、寄せてみるのもありだと思います。
本来の姿に近づけるので、かなり効果的になるかと。
この感覚はなかなか新鮮でしたので記事にしてみました。
なお、ジェンダーレスだけでは飽き足らず、女性の髪型にしてみました。