才能の見つけ方を研究してみる。才能は絶対に見つからない?

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2020年 8月 9日  2018年 2月 18日

才能の見つけ方を研究してみる。才能は絶対に見つからない?

自分の才能って何なんでしょうね。

若い時はいろいろなことが出来ると思っていたものです。

でも、

いざその世界に飛び込んでみると、

どんなに努力しても超えられない壁がある。

閉塞感を感じて、逃げ出して、

また新たな道を見つけては、逃げ出す。

そんな終わりの無い無間地獄に陥っています。

そして、いつも夢見てしまう。

才能がある世界で戦ったらもっと楽しく生きられるんじゃないかと。

才能の定義とは?


20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

によりますと、

自分の中にどんな才能があるのかを知っておく必要がある。

とのこと。

好き嫌い向き不向きが才能

本田氏(著者)いわく、才能とは「向き不向き」「好き嫌い」のことで、

仕事にも直結するから、早めに見つけておけというのだ。

でも、

好き嫌い、向き不向きって、才能と呼べるのですかね?

他者と競争して、勝って、

飯が食えて、初めて才能と呼べるのでは無いでしょうか?

だいたいの事柄は、努力すればある程度の領域にはいけちゃいますよ。

その後に、どうしても超えられない壁があって、

「才能が無い」と悩むのでは無いでしょうか?

能力の限界値としての才能感

教師をやっていた私の才能感はこんな感じです。

イメージはソシャゲのキャラのレアリティですね。

「ノーマル」ならレベル50までしか上げられない。

「レア」ならレベル90まで上げられる。

そこまで開いたレベル差によるステータスの差は歴然です。

数学をどんなに頑張っても、

図形の点数が取れないってことありませんか?

特に空間図形の能力は高確率で遺伝と言われています。

偏差値55台の方が1年で60台になるのはかなり難しいのです。

(50までは簡単に上がります。)

そこまでが努力によって出来る限界値です。

ちなみに俗に言う「プラトー」ではありません。

一時的に伸び悩むときがあっても、やり方を変えれば、伸びるのが高原現象(プラトー)です。

今の例え話は、どんな工夫をしようが、伸びません。

そして、

そのレアリティが判断が出来ないのが、人の才能というキャラ。

鍛えて、レベル上限に達して、初めて伸びないことが分かりますからね。

無駄に時間リソース使って

「どこまでがレベル上限なんだろう」なんてやってたら、

社会のレールから外れています。

アイコン

ニート乙

効率的に才能を探すことが、人生攻略の一手なのでは無いでしょうか?

行動から才能を見つけてみる

才能を見つけるためにしておきたい17のことを読んでみた。


「本田健」さんの作品購入してきました。

才能を見つけるためにしておきたい17のこと (だいわ文庫)

簡単に要点だけまとめると

失敗してもいいからとりあえずやってみる

才能の壁を感じたら乗り越えてみる

他人を使ってアンテナをはる

本編ではこれら+αが詳しく具体例とともに載っています。

さて、

それぞれ考察してみます。

失敗いしてもいいからとりあえずやってみる。

日本の場合、失敗したらジエンドです。

例えばこんな人物を考えてみます。

「物作りの才能」があって「コミュニケーションの才能」が無い高校生。

もし、この方が、

文系大学に行ったら、高確率で「営業職」になっているでしょう。

もちろん、営業では成績が振るいません。

転職しようにも「物作りの才能」が活かせるところに行けるでしょうか。

今の日本で!

与えられた、範囲で物作りの才能を活かせばいい?

どうせパワポ作るくらいで落ち着きます。

もちろん例外はあるでしょう。

文系から「エンジニア」になったってね。

でも、全体の傾向で観たらそれは低い確率でしょう。

反対に、アメリカでは一度失敗した人のほうが強いという風土もあります。

日本ではどうですか?

一度失敗したら、「負け犬」の烙印をおされ、

引き取り手はいなくなります。

いろいろやってみての失敗は許されないのです。

才能の壁を感じたら乗り越えてみる。

乗り越えられねーから悩んでるんだよ!

そりゃ、努力すればレベル70くらいまでは行けますよ。

でもそっから努力積み重ねても

「レア」キャラのレベル90上限には勝てないんだって。数学偏差値55と60の差はホントに才能だと思います。

最終的にはひらめきと図形ですからね。

才能のない人間が数学で勝負する痛々しさ何回も観ています。

その分のリソースを英語に掛けて、

私大に絞れば、かなりいいところまで行けるのにって生徒は何人もいました。

しかもそんな生徒たちはコンコルド効果で、数学を捨てられないんですよね。

「今までやってきたことが無駄になる」って。

(※コンコルド効果 投資した額を取り返そうと、引くに引けなくなる心理。失敗が見えていたのに、追加で投資をしてしまった飛行機コンコルドから名付けられた。)

自分の上限を知っていれば、

早急に効率的な戦術も立てられていたのに……。

他人を使ってアンテナをはる。

うん、まともなアドバイス何じゃないかな?

確かに他人からの評価ほど客観的なものはありませんからね。

なお、親は除く。

あれはただの色眼鏡だ。

本書には

「師匠を持て」、「友人からの頼みを引き受けろ」等いろいろ書いてあります。

でもそれって、運によるところも多いんじゃないかなぁと。

ソロプレイヤーにとっては辛い限りです。

自分自身を見つめて、最短で才能を見つけられれば良いんですけどね……。

遺伝から才能を探してみる

私もいろいろと悩んで、最短で才能を見つける方法をいろいろと考えてきました。

最終的な結論は遺伝じゃないですかね?

容姿も才能

容姿はほぼ全てが遺伝です。

(身長、体重、顔等)

両親が美男美女なら、

見た目こそが最強の才能でしょう。

身長が高いほうが年収が高いというデータもありますし、男性の顔面偏差値の収入差はかなり大きいです。

引用 言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

美男美女ならば、見た目で勝負できる職を狙ってみるのも良いと思います。

何より、外見は努力して身につけるものでは無いですからね

(骨格の制限はどうしてもある)。

「母親の能力」で考える

IQは母親から遺伝します。

女性の持つX遺伝子にIQ・知性を決める情報が入っているようです。

特に男性は母親から受けるX遺伝子しかありません。

母親の能力は才能を考察する上で、必要な情報といえるのでは無いでしょうか。

一般に遺伝しやすい項目は?

遺伝しやすい項目はリンク先のとおりです。

「音楽」「数学」「執筆(国語)」「スポーツ」

あたりの才能が親にあればそれを目指すのもありでしょうね。

「才能が必要」=「ライバルが少ない」ということでもありますから。

反対に遺伝があまり関係ないのは、「外国語」「美術」「知識・記憶」「協調性、自己志向性」

「英語」と「美術」は努力でなんとかなるようです。

また、「性格」の部分も遺伝は関係ないそうです(ホントかよ)。

それにしても

受験科目の「数学」「国語」がどんなに努力しても実を結ばないのは衝撃的ですね。

逆に、

受験「英語」勝負がどんなに合理的かわかります。

遺伝での才能の見つけ方を書いてみましたが、「親」に才能を感じない場合はどうすれば良いんでしょうかね?

性格から才能を見つけてみる

あれこれ書いてきましたが、私自身、人生に挫折して、他の才能があるんじゃないかと模索しています。

職も転々としていろいろやっているし、遺伝も親が微妙です。

そこで、

能力はともかく、性格からだけでも、才能を見つけようと性格診断に挑んでみました。

MIBTってやつですな。

所詮、問診票を元に作った問診票ですが、ある程度信頼はおけます。

  結果は「INFP」。

有名人では「シェイクスピア」や「トールキン(指輪物語)」「ジョニーデップ」「イケハヤ(ブロガー)」だそう。

傾向としては「物書き」と「演者」って感じですかね。

確かに小説書いている時は、5時間ほど机の前に座って書いているときもあります。

小学生のときには、物語系の書物とエッセイでは無双でした。

今、現在最もやってみようと熱意が湧いています。

でも、

その道で食べていけるかといったら微妙な所。

ライターも小説家もライバルが強くてハードル高いですからね。

結局、才能を見つける無間地獄からは抜けられそうもありません。

もし才能がみつかったら

話は変わってフィクションのお話です。

ガンダムSEEDDestinyの「デスティニープラン」ってすごく合理的だと思うんですよ。

全人類の遺伝子を集めて「適職」を判定し、その職業に強制的につかせるプランです。

似たようなシステムで

「PSYCHO-PASS」のシビュラシステムなんてのもありました。

こちらは能力を総合的に観て「適職」の候補を提示し、

後の選択権は個人に委ねるスタイルです。

適職を機会的に決めてくれるシステムがあったら、人生迷うこともないし、

最大効率の生産性を維持できますよね?

その仕事に当てられる人数を決めて、給与の優劣もなくしてしまえば、試験で競争する必要もなくなります。

迷う楽しみは無くなるかもしれませんが、失敗が許されない社会においては、「最適な仕事に最速で就く」考えは重要なのでは無いでしょうか?

でも、そんな世界でも、

「才能がある集団」の中の「才能が無い人」は劣等感に苛まれて、

「他の道に行ったら才能があるのでは無いだろうか?」って考えるでしょう。

「人が人よりも強くありたい」と思う限り、この悩みは止まらないんでしょうね。

「これが人の夢! 人の望み! 人の業! 他者より強く、他者より先へ、他者より上へ! 競い、妬み、憎んで、その身を食い合う!」

ラウ・ル・クルーゼ ガンダムSEED

この名言はの力への意思そのものです。(ニーチェ)

「世界で一番にならない」と、「才能ある無し」の悩みは無くならないのでは無いでしょうか?

才能を見つけるためにはどうすればいい まとめ

いろいろやってみる。

遺伝で考える。

性格診断してみる。

結局どんなことをしても才能の壁はありますよ。

世界で1位を取らない限り。

もしかしたら、「どう頑張っても勝てないのに頑張れる分野が、才能なのかもしれません。」

本田健氏の思想に戻る。

「好き嫌いが才能」なのだとね。