静的ジェネレーターでアフィサイトを作る3つのメリット

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2019年 8月 15日

静的ジェネレーターでアフィサイトを作る3つのメリット

はい、見ての通り当サイトも静的ジェネレーター(Hugo)で運用しています。

半年ほど静的ジェネレーターを使ったアフィリエイトサイトを運用してきました。

見えてきたメリット・デメリットについて、語って行こうと思います。

静的ジェネレーターでアフィリエイトサイトを作るメリット

静的ジェネレーターでアフィリエイトサイトを作るメリットはこんな感じ。

メリット

・セキュリティーが硬い

・圧倒的に早い

・サーバー代を節約できる

硬い・早い・安いと三拍子そろっています。

それぞれ詳しく見ていきますね。

静的ジェネレーターとWordPressの違いをわかっていらっしゃることを前提で話します。

あまり整理できてない方はこちらを参考に!

セキュリティーが硬い

静的ジェネレーターは、

サーバーにファイルをアップロードしたり、データベースに記事をアップする機能がありません。

WordPressで言うと管理画面が無いんです。

つまり、クラッカーに変なファイルをアップロードされたり、

データベースを書き変えられて、記事情報が飛んでしまうといったトラブルを避けることができるんです。

WordPressでサイト運用をしているときにこんなことがありました。

社畜して0時に近くに帰ってくる。

Analytics(*1)みる。

何故かPVが0になってる。

自分のサイトにアクセスする。

海外サイトに飛ばされる。

原因は.htaccess(*2)が書き換えられてる。

ドメインパワーが持っていかれたらしく半年アクセス上がらない!

*1 googleAnalytics、サイト解析ができる

*2 サイトのアクセス先を設定するファイル

静的ジェネレーターでサイトを運用するメリットは、こういったトラブルを避けることができます。

(このサイト見ているあなた、サイト飛んでたりしません?)

アイコン

つまり、長期運用のクラックによるリスクを抑えることができます

圧倒的に早い

やっぱり、すでに完成されたHTML(完成されたサイト)を配信できるのは強いですよね。

WordPressの場合、URLからデータベースの読み込み先を決めて、HTMLファイルを作成します。

サーバーがデータベースを読み込む時間と、HTMLを生成する時間がどうしても発生してしまうんです!

ですが、静的ジェネレーター製のサイトの場合は、サーバーがHTMLを作るタイムラグがありません。

安物のサーバーですが、Analyticsの評価も改善の余地が無いって出てきます!

実際に一つのサイトをWordpressから静的ジェネレーターに切り替えた所、表示速度は1/3程度となりました。

そして、何より注目すべき点は、携帯回線の速度が上がり、「5Gの世界」になることです。

スマホからのデータを持ってくるのに時間がかからなくなります。

つまり、これまで以上にサーバーサイドの速度が重視されるようになるんです!

はい、サーバーサイドへの依存が少ない静的ジェネレーター製のサイトは強くなります。

表示速度改善のみのSEOによる集客は、+10%増程度ですが、速さによるユーザビリティの向上は確実にあります。

また、表示速度が遅いだけで、初期離脱率を抑えることができます。

この点も静的ジェネレーター速さを生かしたメリットですね!

アイコン

PVの増加、読まれる確率の増加は武器です

サーバー代を節約できる

サーバーサイドの依存が少ないため、安いサーバーでも十分機能します。

特に、収益を上げたことのないブログ初心者のおすすめですね。

赤字を垂れ流すのって結構心理的に来るものですから。

赤字に耐えられず、有用な情報を流しているブログが閉鎖していくのは悲しいです。

サーバー代を月800円程度まで落とすことができれば、アドセンス(*1)なんかでも、十分利益が出せるようになります。

私の管理下のサイトは月間3万PVほどありますが、mixhost(*2)の一番安いプランで十分機能しています。

また、AMP技術(*3)など自分のサーバーに負担を掛けにくい技術を併用していくことで、

firebase(*4)・netlifly(*5)なんかの無料サーバーでも十分運用していくことが可能です。

代表的な
サーバー
備考
ColorfulBox 最安プランだと月500円を切る。SSDサーバーのため、画像のロード時間が影響しやすい静的ジェネレーターと相性が良い。ColorfulBox
mixhost 当サイト郡の運用サーバー。月間3万PVくらいなら月880円のプランでも十分。もちろんSSDサーバーmixhost
Firebase Googleが提供するサーバー。一定量まで無料で使える。バカみたいに早い。月1万行かないブログなら十分。Firebase
netlifly 静的ジェネレーターはHTMLを生成するビルドという作業が必要なのですが、色々と紐付けしておくと自動でやってくれる。一定額まで無料。netlify

また、引っ越しが超ラクです!

データベースやサーバー内で実行できるプログラムに依存しませんから。

*1 googleAdsenseのこと。広告を貼ってクリックしてくれれば、収益が入る

*2 レンタルサーバーの一つssdサーバーなので、安いプランでもメチャ早い

*3 googleのサーバーにサイトの一部をもたせておき、検索から高速で表示する技術

*4 googleのサーバー無料枠がある。

*5 静的サイト用に作られたサーバー。無料枠がある。

アイコン

アフィリエイト初学者の懐に優しいです。

静的ジェネレーターでアフィリエイトサイトを作るデメリット

フェアじゃないので静的ジェネレーターでアフィリエイトサイトを作るデメリットも紹介します。

主にデータベース周りとコミュニティが活発で無いことがデメリットです。

データベースが使えない

Wordpressのデータベースは記事を入れておくだけではありません。

画像挿入を便利にしている機能、人気記事を作る機能がデータベースに依存しています。

静的ジェネレーターでサイト運用をする場合、これらの機能を手動で実装していく必要があります。

画像挿入

画像挿入は、一つ一つパスを手打ちする必要があります。

このサイトの画像挿入だってショートコードとファイルパスを使ってこんな感じです。

    {{<amp-img src="/img/post/static-site-generator-affiliate/static-site-generator-affiliate01.jpg" width="16" height="9" layout="responsive">}}

人気記事

はい、手打ちです。

Analyticsが入っていれば、週毎に読まれている記事が見れるので、それを元にhtmlを書いていきます。

コメント機能が使えない

原因はデータベースが使えないことですが、あえて分けました。

ブロガーの場合重要ですからね。

コメント機能は、メールやtwitter・Googelフォーム(*1)で受け取ったメッセージを手打ちして、

原稿に落として、反映する必要があります。

netliflyならフォームを検知して、自動的にデータベースのような機能をもたせてくれる機能もあります。

ですが、通常のレンタルサーバーやfirebaseでは手打ちです。

ファンとのやり取りが密接なサイトでは静的ジェネレーターは選択肢にならないかもしれませんね。

*1 googleが提供しているフォーム。スパム除去も行ってくれるため、非常に優秀。Googleフォーム

プラグインがない

静的ジェネレーター界隈が盛り上がっていないので、仕方ないですね。

「なにか機能をもたせたいな♪」っておもったら、自作あるのみです!

といっても、静的ジェネレーターの場合そんなに入れるものはありません。

速さと硬さ、デフォルトの機能、ほかサービスにものを言わせて、踏み潰していけます。

よく使うWordPressブラグインは静的ジェネレーターではいらないものがほとんど

WordPress
プラグイン
備考
All In One SEO Pack metaタグ編集を効率化するプラグイン。テーマで対応すればいいので不要。
Google XML Sitemaps サイトマップを作るプラグイン。Hugoは勝手に作る不要。
Broken Link Checker リンク切れを検知するプラグイン。takotuboなんかで定期的にやればいいので不要。
PuSHPress 検索botのクロールを依頼するプラグイン。SEOを強くする。Search ConsoleのURL検査で対応。これだけは欲しいかも
Akismet コメントスパム対策プラグイン。Googleフォームのスパム除去を経験したら、こんなのおもちゃ。
AddQuicktag タグ打ち支援プラグイン。キーボードマクロとVSCode(*1)のemitt(*2)で対応中

*1 VSCode優秀なエディタ

*2 p=>tabと入力すると

<p></p>
  
にしてくれる

まとめ

どんな道具にも共通していますが、長所と短所が必ずあります。

静的ジェネレーターの場合は「早い」「硬い」「安い」の代償として、

「コメント機能」「プラグインでのカスタム」を犠牲にしています。

自分の戦略とあっていれば、強力な武器となりますし、使い方を間違えれば、なまくらです。

静的ジェネレーターが向いている戦略についても記事をまとめているので、読んでみてください。