小説の文体研究。スクロールWEB解析で読者に合った書き方を目指す

小説を書いていると、

「自分の書き方ってこれでいいの?」

って疑問に思うことありませんか?

最近、私も小説を書くことにハマっています。

正解が無い文章ってのも面白いものですね!

事実以外を脚色や比喩、オーバーリアクションで表現出来るのが、楽しいです。

でも、逆に言えば、

書き方一つで読者の満足度って変わるんですよね。

「出来るならば、読者が求めている文章を書きたい。」

書き手なら誰しもが思うはずです。

そこで、文体研究をしてみました。

文体とは?

簡単に言うと、小説への味付けですね。

作者の人柄や話し方が出る項目です。

例えばこんな話を例に取ってみましょう。

「入学した女子高生が曲がり角で、男子高校生とぶつかるシーン。」

例1

「遅刻! 遅刻!」

焦りを感じながら、走っている。

今日は入学初日だ。

遅刻して投稿なんて許されない。

目の前に90°の曲がり角が迫ってきた。

あと1m。

左足を踏み込み、直角ターンを決める。

ゴチン。

身体に大きな衝撃と激痛が走った。

硬い地面を背中に感じる。

例2

「遅刻! 遅刻!」と声を発しながら、

真新しい制服に身を包んだ女子高生が、風のように疾走していました。

その一歩は大きく、スカートが大きくまくれ上がるのも気にしない様子です。

少女の目の前には大きく曲がったカーブが迫っていました。

そんなことを気にせず、いや、むしろ加速して、少女はコーナーに向かいます。

曲がり角に着くと、彼女は左足をツッパリ、横飛の要領で曲がろうとしました。

しかし、

そこには制服姿の男子高校生がいて、少女の身体は弾き飛ばされるのでした。

その衝撃は、凄まじく、

少女の身体は中を舞い、硬い地面にバウンドして、地面に墜落しました。

同じシーンでもこんな感じでいろいろと書き方が出来ます。

小説の面白いところですよね。

さて、

例1では、「走っている女子高生の目線」から「短い文章」・「普通の文章」で出来事を表しています。

例2では、「道の脇に居た神の視点」から「長い文章」・「丁寧な文章」で出来事を表しています。

「」の部分が文体になります。

他にも「体言止めの使用頻度」や「句読点の数」なども作品に影響を与えます。

後は、「登場人物の内面を文章で表す回数」や、「シーンが移っていくテンポの良さ」なんかもそうです。

ぶっちゃけ、これと言った定義はありません。

意図的に調整しやすい代表的なものを幾つか上げてみますね。

視点はどうするか?

一人称の「登場人物から物語を観る」か

三人称の「神の視点から物語を観る」か

の違いです。

例で言うと「例1」が一人称。

「例2」が三人称ですね。

一人称のメリットは、

読者が当事者に成れるという点です。

今思っていることを素直に書けるので、感情をメインに書いていく小説と相性が良いですね。

一人称のデメリットは、

自分がいない時のシーンを書けないこと。

「なろう系」では自分がいない時は三人称にするなどの工夫が観られます。

三人称のメリットは、

客観的な視点から物語を見れることです。

敵役や、仲間キャラに自己投影することも出来ます。

何より、バトルシーンでは自分がいなくても物語が進行します。

三人称のデメリットは

感情の描写が難しいこと。

流石に神の視点でも、

人間の内面を言葉にすることは出来ませんからね。

ここは「身体が震えている」とか「決意を宿した目だった」とかで上手く誤魔化すしかありません。

まとめると

一人称 三人称
メリット 主人公の視点から感情を書ける 主人公以外の情景も書ける
デメリット 主人公がいない場面を書きにくい 各キャラクターの感情を書きにくい

それぞれにメリットデメリットがあるので、

作品に合う視点を選ぶのが良いでしょう。

語尾はどうするか?

語尾は、

「である」「だ」「だった」を使う「常体」、

「です」「ます」を使う「敬体」があります。

個性派ブログでは亜種も結構ありますね。

「でござる」「そうろう」もありでござる。

「にゃん」「ワン」使っても面白そうだニャン。

「のじゃ」なのじゃ!

(のじゃロリさん応援してます。)

最近では

ニュースサイトは「敬体」、

エピソード系週刊誌は「常体」、

文学小説は「敬体」「常体」どちらも、

ライトノベル・なろう小説・ライトミステリーは「常体」が多い印象をうけます。

書き言葉にするか話し言葉にするか?

論文書くときに、注意を受けるやつです。

文章のように書く「文語調」と、

話すように書く「口語調」に分けられます。

視点と語尾で、

自然と決まってしまう物なので、

あまり気にしなくていいです。

ちなみに私は「口語調」しか書けません。

「まぁ~」「~くらい」とか普通に書いちゃいます。

リズムをどうするか?

「短文を重ねてスピード感を出すか」、

「長文を重ねて、ゆっくり読ますか」、

の違いになります。

WEB文章ですと、短い文を重ねるのが大正解です。

私がWEBの仕事をやってたときに経験しました。

スマホで観て3行以上に渡る文はまず読まれないです。

その経験から、このブログの記事は短く切っています。

でも……

冷たい印象を受けるんですよね。

例1では、サラサラ読めてしまって、

「もう終わり感」ありませんでした?

ちなみに、

冷たい文章はCV(アフィリエイトだと成約)発生しません!

読まないユーザーに読ませる工夫と、

納得させる工夫がアフィリエイトの鉄則です。

 

と弱小ブログ運営者が申しております

抽象的に書くか具体的に書くか

他のサイトを観るとあまり話題になってないです。

ですが、

WEB物書きのからすると、大切な気がするんですよね。

例えば

例1

「目の前に可憐な美少女が居た」

例2

「目の前に身長140cmほど、金色のロングヘアの少女がいる。

胸は小ぶりで、ミニスカートの裾から見える太ももはみずみずしい。

全てを見透かす様な青い目の持ち主で、完成された西洋人形と言っても過言ではない。」

前者と後者どちらが好みですか?

例1は小説としては物足りないですが、

読者に無限の可能性を見せることが出来ます。

私の場合は金髪の小柄な女の子を想像しました。

 

ロリコンかよ

いや、断じて違うぞ。

人によって、おねえさんキャラだったり、

黒髪の大和撫子になるかもしれません。

想像が膨らみませんか?

細かくキャラ付けをしなくて良いショートショートなら、

この手法はありだと思うんですよね。

(走れメロスも容姿に付いての記述はありません。)

書かなければ読者が勝手に想像します。

(コピーライティングスキルの一つ。)

文体は無限大

さて、大まかに分けても2^4で16通りはあります。

これに「シーンの切り方」や「体言止めの数」を加えたら、

それこそ膨大な表現法が出来ていしまいます。

まさに、

小説は「自由の刑に処せられている」のです。

(引用 サルトル)

でも、その中でも、読者の反応が良いもの探したくありません?

そこでスクロールWEB解析を使ってみました。

スクロール解析でベストな文体を探す

今回比較する文体はこちら。

それぞれ話は違いますが、

6000文字ショートショートで、

クライマックスまでのモチベーションレベルは同じように上がるように2種類ずつ書きました。

「一人称、敬体、短文、口語調」

当ブロクの様な書き方です。

WEB広告やっているときには一番スクロール率が高いです。

余計な比喩表現や脚色を追加しにくい欠点があります。

しかし、スピード感は抜群です。

流し読みしているユーザーに、

目が止まったところから読ませるトリックでもあります。

全体的に冷たい感じがしますよね。

ですから、語尾に「よ」や「ね」をつけてすこし柔らかくしているんです!

「三人称、常態、長文、口語調」

物語を第三者の目線で、客観的に捉えた描画の仕方だ。

固有名詞や、登場人物の仕草の描画多めで、名前の文字数が多い文章となった。

作業中、著者は身体をくねらせ、全身を使って作品のシュミュレーションをしながら、仕上げていた。

文章の長さは、格調高く、シェイクスピアのように語彙数が稼げるように、1文に平均3つの句読点を使っている。

参考にしたのは「日本語訳ハリーポッター」だ。

「一人称、常態、長文、口語調」

比較的長めの文章で、主人公の視点から物語を語ってみた。

感じたこと、疑ったこと、を素直に書いている。

本当に、書き方だけで読者の反応が大きく変わるのだろうか。

参考にしたのは、「ロウきゅーぶ!」で、ラノベに嵌まるきっかけっとなった作品だ。

そうそう、とりあえず否定しておこう、ロリコンではない。

断じてロリコンではない。

文体の検証の仕方は?

小説サイトにヒートマップ、アナリティクスを仕込み、

SEOからの集客で様子を観てみました。

個人サイトで小説を書いているメリットってこれですよね。

ちなみに、

個人サイト小説をやりたくなったらサーバーはMixHostがオススメです。

なぜって?

絶対にアダルト小説書きたくなるからさ!

初心者が3ヶ月アダルトサイトアフィリエイトをやってみた結果

初心者にオススメな1000円以下のWEBレンタルサーバー7選。

ヒートマップの設定の仕方

Ptengineは誰でも簡単にサイトのアクセス解析ができるサービスです。特にヒートマップ機能では、あなたのWebサイトにアクセスするユーザーが「どこをクリックしているのか、どこを閲覧しているのか」をサーモグラフィで見える化します!

無料で使えて、有名なのは「PTエンジン」ですね。

メールアドレスさえあれば簡単に登録できます。

メールとパスワードを入力すると、アンケート画面が出てきます。

適当に入力して、登録です。

次に、自分のサイトのURLを登録します。

出てきたコードをサイトのヘッダーにコピーします。

WordPressならば、

プラグイン「Simple Custom CSS and JS」が便利ですよ!

貼り付けた後はしばらく放置。

サイトが認知されると、

ヒートマップの設定が出来るようになります。

「設定」>「ヒートマップ設定」から、

分析したいページのURLを記入します。

無料だと1ページまでしか登録できません。

(複数のメールアドレス使えば複数イケる。)

データが集まると、こんな感じで、ユーザーの滞在時間がわかります。

ちなみに画像は当ブログ。

 

ダメダメじゃん!

そだねー。

(今までの経験からです。

読了率は

SEOサイトは40%、

FaceBookからの流入は30%、

掲示板系からの流入は20%、

行けば上等だと思っています。)

アナリティクスでのスクロールイベントの設定の仕方

PTエンジンを複数登録するのも疲れます。

そこで、

アナリティクスにスクロールイベントを仕込むことにしました。

便利なプラグインがあるんですよ!

「WP Scroll Depth」とgoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)を入れておけば、

スクロール率をイベントとして観ることが出来ます。

wordpressメニュー>プラグイン>新規追加

の画面から「WP Scroll Depth」を検索します。

インストール後有効化し、

設定画面に進んでください。

wordpressメニュー>設定>Scroll Depth

を開きます。

そのままの設定でもAnalyticsで分析できますが、

一工夫しておきましょう!

スマホサイトですと、

小説を読み終わった後に広告やリンク追加をするため、

長くなってしまいます。

全体の50%までが小説の場合、

最後読まれていてもスクロール率100%のイベントは出てきません。

そこで、

小説の最後に、計測したいidを入れた一文を追加しておきます。

「<p id=“Completing-reading“>最後までご覧いただきありがとうございます</p>」

テーマによってはウェジェットのテキストを使ってもいいですし、

知識があるなら、

wordpressのテーマ編集から直接コードを追加しても良いと思います。

次に

Scroll Depth設定画面の

「Elements to track」の部分に「#Completing-reading」(読了)を追記しておきます。

こうしておけば、スクロールの最後が小説の終わりでなくても計測できるんです!

Analyticsの見方は

行動>イベント>ページ

から出すことが出来ます。

Percentageはスクロール率イベントの集まり、

Elementsは上記で設定したidによる解析になります。

このページの例で行くと

Percentageは

25% 3
50% 3
75% 2

Elementsは

#Completing-reading 1

となっていました。

つまり

3人入ってきて、読了したの1人ってことですね!

 

読まれてないじゃん!

※小説サイトではないです。

結局どの文体が読まれているのか?

小説サイトにスクロール計測を仕込んで、

1週間ほど統計を取ってみました。

どの文体が読者に取って良いのか?

気になる結論は?

……

変わりません!

ほぼ全ての書き方でスクロール率60%~70%を維持しています。

強いて言うなら

短文構成の小説は長文より、

スクロールされます。

でも、

小説っていう感じじゃないですよね?

もう一つ。

「一人称、常態、長文、口語調」の一部が極端にスクロールされていませんでした。

(こちらはストーリーに問題が合った可能性のほうが高いですが……)

まぁ、読者自体が、

「○○ 小説」で検索して入ってきているので、

そりゃ、ユーザーの質は高いですよ!

小説の文体研究まとめ

大衆文芸の場合、

主語述語しっかりしていれば、読んでくれます。

それに、

イラストのように上手い下手あんまり出ないですからね。

結局の所、文芸と言うように芸術の一部です。

好きに書いていれば良いんじゃないですかね?