時間がない?社会人からのバイク教習日記

教習所の悪路走行

2輪免許を取得して1年になります。

「バイク教習を受けてみたいけど、不安。」

そんな方の力になればと思い、書いてみますね!

題して、

「運動音痴の私が普通自動二輪を取れるのか?」

バイク教習日記

教習所の悪路走行

早速、普通免許のときにお世話になった近所の教習所にいきました!

潰れている。

仕方なく、インターネットで最寄りの教習所を探すことに…。

手頃な教習所のホームページを見ると

「今、事前登録をすると割引!この時期は二輪教習に最適!」

などの文字列が並んでいます。

まぁ

速攻で応募フォームに必要事項を入力したよね。

後日、教習所に行き、視力検査、運動能力検査をし、料金の支払い。

10万ほど一括です!

ふっ、大人だぜ!

バイク教習日記 初めましての2輪車!

いよいよ、最初の教習。

教官一人に教習生二人が付きます。

もうね、

目の前に居座る実物のCB400SF(スーフォア、バイ太)を見て感想を漏らしちゃいますよ。

「すごく、大きいです。」

私は身長160で体重50Kgもないからね。

一般女性と同じような体格ですもん。

こんな大きな物を扱えるだろうか?一抹の不安がよぎりました。

まずは

最初の関門と言われる「引き起こし」、「取り回し」、「センタースタンドかけ」。

引き起こし、指導員の指示通り、

脚力を使えば何も問題ありませんでした!

「これは行ける!」

一抹の不安は一瞬で消え去り期待に変わります。

「ばくおん!!」の羽音が苦戦したところですよ。

それをこんなにも簡単にこなせるなんて…

次は取り回し。

自転車を扱う時と同じように左に立ち、

八の字を描くようにバイクと一緒に歩きました。

まぁ

何も問題ないよね。

柔道の大腰の要領です。

腰をタンクに当てて、三点支持。

人生、なんのスキルが役に立つかわからないものですね!

最後にバイクを後ろに動かします。

片手はハンドルもう一方はシートに手をおいて移動。

教官の指導では腰を当てながら移動することは出来ぬ。

要するに腰で支えられねー!

(最初に触れた時は垂直の感覚がわかりませんでした!)

ちょっと傾くだけで

スーフォアの200キロ*sinθが腕力に直接寄りかかって来ます。

「垂直を保って」

教官から指導が飛ぶ。

自分と反対側に傾けて垂直にしようとする。

今度は反対側に倒れようとする力。

ガシャン!

倒してしまった…。

バイクって傾けるとヤバイね。

渋々、数分前に行った引き起こしです。

2回目のウェイトリフティングタイム!

もう一人の教習生に目をやると、

彼はそつなく指定された地点までバイクを動かしていました。

ああ、なんか恥ずかしい。

結局1限目の教習は7回もウェイトリフティングをしちゃいました。

(バイク教習で苦労している方の助けになれば…こんなに運動神経悪くてもいけます!)

教官からも

「いっぱい倒したねw」

っていう辛辣な一言をいただきました。

この運動不足のおっさんが無事免許を取れるのだろうか?

バイク教習日記 初めての半クラ

初の教習が終わった次の日、

案の定、強烈な筋肉痛に襲われたよね。

ベットから起き上がれない。

まぁ

バイクを7回も起こしたし。

あっ、取り回しの後の

クラッチ操作は問題はありませんでした!

MT普通車で免許を取ってましたから!

感覚は覚えているものですね。

これぞ「手続き記憶」!

エンジンを軽く回して、クラッチをつなぐ。

この感覚は自動車もバイクも変わらない。

マシンが走り出したいと語りかるようで、この感覚は好きです!

バイク教習日記 半クラ3rdブレーキ

半クラッチから3rdギアまで入れてブレーキで止まる練習をしました。

半クラ発進は特に問題がなかったのですが、ブレーキお前はダメだ。

バイクって重いから、ブレーキ効きすぎると

カクンとして危ないんだよね

衝撃でコケる。

低速になったらクラッチを切って、

(公道走るときも大事!)

惰性とリアブレーキで止まる。

教官からは止まる寸前にローギアに入れるように言われていたんですが、

なかなかうまく行きませんでした。

(マスターしたのは卒検間際です。)

バイク教習日記 課題教習

3回目の教習はハードな一日となりました。

なぜって…

課題!

すべてのライダーが避けては通れない試練ですよ!

まずは

タイムなどを気にせずにコースを走ってみることに…。

三人チームで教官の後に続いて走る。

並びは前から教官、女子大生、私、男子大生という並びです。

教官からの指導は以下のようなものでした。

「結衣(私)さん以外は一回走っているんだよね?

じゃあ、結衣(私)さんは野生の勘で走ってみて

「お、おう」

大雑把な指導だな。

八の字

クラッチ握って低速にしてから前進する。

感覚としては前かごに荷物を入れすぎた自転車のようなものさ。

教え通り、野生の勘でなんとかなるものだね!

ガシャン!

私じゃないよ!

前方を走るバイクが倒れました。

教官たちが急いでバイクを起こしに来る。

起こし終わるまで待機。

チームでやっている以上、足は引っ張りたくないものですね。

「コケないぞ」と心に誓っておく。

スラローム

バイク教習の花といわれるものだが、

今回は低速でとりあえず走ってみました。

走るだけなら無問題。

前かごが重い自転車のようなものだし。

ちゃんと走り抜けられる速度を選べば今回の教習は問題ない。

クランク

自動車教習では苦労した覚えがあります。

バイクの場合はどうなのだろう?

直角に曲がることはできないので、

ふくらみ気味に走るラインを選べば何とかなるか? 

大回りのラインが選択できるように縁石に近づけながら曲がってみました。

なーに、簡単じゃないか。

野生の勘ってすごいね!

一本橋

ここまで順調。

よく、バイクの免許で苦労したことは

「一本橋」と「急制動」といわれていますが、

これなら余裕なんじゃね?

ローのまま平均台に乗る。

脱輪。こける。

調子に乗ってた私がバカでした。

鬼門ですよこれ。

バイク教習日記 一段回見極め練習

課題コースを一通り走ると、

一段階の見極めのための練習に入ります。

「スラローム」と「一本橋」にはタイムが設定され、

「坂道発進」の課題が追加されました。

スラロームタイム設定字のコツ

「まがった後、ハンドルを戻し、エンジンを回し、体制を整えるのがコツ。そうすれば自然と7~8秒になる。」

そう教官から教わりました。

しかし、

初速を速めにすれば、ハンドルさばきだけで、何とかなる!?

「エンジン回して!」と教官。

ダメだった。

注意をうけもう一度。

曲がってバイクが寝ているときにエンジンを回して起こす!

「わーいたーのしー」

(公道でもカーブ抜けて速度上げてバイクを戻すの楽しいです。)

この動きをしているときは、「バイクに乗ってる!」と感じますね。

タイム付き一本橋のコツ

前回ボロボロだった1本橋にタイムが付くと……。

「こんなの無理に決まってるだろ」

心が叫びたがっていた。

いや、漫画や動画でで予習はしていたよ。

ニーグリップを効かせるのが大事だと。

とりあえずやってトライ!

ローギアのまま橋へ上る。

クラッチを切る。

膝をしっかりと占める。

が、バランスを取ろうと膝が開く。

ガシャン!

高低差があるだけに1っ本橋からの転落はダメージが大きいですね…。

それからみっちりとマンツーマンで一本橋の練習を行いました。

(脳内再生BGMでロッキー流れてましたよ)

一番よかったアドバイスは

「橋に乗ったらハンドルを小刻みに動かせ」です。

確かに、自転車でも低速でバランスをとるときにはハンドルを動かしますよ!

でもね、

教習車の場合はハンドル周りにいろいろとランプがつき、重くなっているんです。

そのせいで、知らず知らずのうちにハンドルを動かすことから逃げていました。

実際にやってみると

ハンドルを小刻みに動かしていればニーグリップも自然とできました。

神。

坂道発進のコツは?

リアブレーキを踏んだまま反クラッチ状態にし、

エンジンをいつもより多めに回す。

最後にリアブレーキを放して前進だ。

MT車のサイドブレーキ発進と同じ要領ですね!

坂道が多い地域で免許をとったのでこの操作は体が覚えてる。

余裕。

バイク教習日記 意外と鬼門?ビクスク

見極めの前に体験ということでATバイクに乗ることになりました。

「skywave400」

4輪の場合はMT車からATに乗り換えるときは

「なんだ、ただのゴーカートか」

という感想を抱いた気がします。

簡単なのかね?

早速skywaveの横に立ちスタンドを払ってみました!

MTバイクのときは倒さないように、

スタンドを払ったらタンクを腰に当てるようにしていました。

だがね、

ビックスクーターの場合は

「タ ン ク が な い」

つまり、両手でスクーターのバランスを取らなければならない。

少しでも傾いたら大惨事ですよ!

しかも、

ビックスクーターはMTバイクより重い。

この重さを腕力だけで支えることになります。

スタンドを払っただけで、バイクの重さがぐっと腕に来る。

「とっとと乗って両足をつこう。」

素早く乗る。両足をつく。

なんだ、乗ってしまえばバランス取れるじゃないか。

エンジンをかけて、発進。

走ってて感じた違和感は、シートに腰が当たらないため、

体重を傾けて曲がるのが難しい事ですね。

「はい、じゃあこのまま課題コース走ります。」と教官。

おいおいまじかよ。

ビクスクでいきなり一本橋。

行けるね!

これまでの練習成果ですよ!

八の字・スラロームも問題なく簡単にこなすことができました。

次はクランク。

MT車のようにライン取りして、慎重に進む。

ガシャン。

おっと、まさかの後輪が引っかかった。

ビックスクーターはMT車と違って、車体が長いんですよねー。

完 全 に 盲 点。

仕方なく起こしにかかたんですが、起こせません。

重い。

この事件でビッククーターはのらないかなぁと考えてしまいました。

バイク教習日記 迎えた見極めの日。

天気は快晴で絶好の見極め日和です。

この時間中に転ばずに、一本橋、スラローム、八の字、クランク、坂道発進をこなせば合格。

八の字とスラロームはやり始めたときからセンスがありました。

何も心配ないですね。

クランクはATで1回転んだ事があったので、注意を払って慎重に。

よしクリア。

ここまで走ってきて、乗っているバイクが元気無い。

まぁ問題はないだろう。

ついに最後の課題、一本橋。

お前を攻略するためにどんだけ時間を使ったか…。

教官のアドバイス通りにハンドルを小刻みに動かしながら慎重に進む。

成功です。

うむ、努力の賜物。

課題のあとは自動車コースに乗り入れ、外周・坂道発進して見極めクリアです。

やはり、今日当たった当たったバイクは元気がない。

40Kmへの加速が弱い。

外周を終えて、次は坂道発進です。

坂道で止まり、リアブレーキをかける。

エンジンを開放して半クラッチにする。

バイクが走り出したいと語りかける。

リアブレーキを解放する。

ん、おかしい?バイクが進まない。

プツン。エンジンが止まる。

バイクが坂道を降ろうとする。

慌ててプロントブレーキをかけて、後退を制す。

ガシャン。あ。

教習所のご厚意により、見極めを通してもらい、2段階へとコマを進めました。

バイク教習日記 シミュレーター

2段階の最初の方はシミュレーターで一般道を走る練習をします。

自動車を取ったときのような危険予測はなんとかなりました。

ですが、

二輪特有の危険予測は難しいですね。

路面に鉄板が引かれていたり、マンホールあったり、トラップだらけですよ。

普通に2回ほど事故りました。

教官から一緒に教習を受けた人に意地悪な質問。

「結衣(私)さんのバイクの後ろに乗りたいですか。」

「嫌です。」

即答かよっ!

バイク教習日記 急制動

シミュレーターを2回ほど続けたあと、急制動の課題が始まりました。

40km/hの速度を出したあと、

途中に置いてあるコーンから急ブレーキをかけて、指定された範囲内で止まるというもの。

バイクの場合、

前輪が滑った時点で転ぶし、車道に投げ出される。

スリリング?な教習の一つです。

まずは40km/hの速度を出す練習から始めました。

2ndにしたらフルスロットルにし、

素早く3rdにする。

「いやーこの加速がきもちいですね!」

加速フェチなのかもしれん。

次はブレーキ。

リア、フロントと両方共かけます。

ズザー

足と手それぞれ別の力加減が必要でした。

まぁ、後輪が滑る分にはこけないんだけど。

「フロント7 リア3 の力で」と教官からの指導。

2度めのトライ。

ズザー。

見かねて

「コーンからブレーキをかけるのではないではない。

ブレーキはコーンの3m前からすでにかかっている。」

と意味深な言葉がかけられました。

教官の手本。

加速2nd、3rdそして、アクセルから手をはなした。

なるほど、先程の言葉の意味がわかった。

つまり

コーンの手前でエンジンブレーキによって減速を始め、

減速状態で40Kmを維持、

そして

コーンを超えたらブレーキを使って良いということです。

確かに加速度が正から負に減少していっても速度が下がるまでには時間差がある。

しかし、すでに減速が始まっていれば、ブレーキの効きも違うというものだ。

さっそく実践。コーンの手前でアクセルを離す。車体が減速していくことがわかる。コーンがみえる。今回は心の余裕があるため、ブレーキの配分を脳内で一回整理する。この減速からならば、普段使っているブレーキと同じだ。果実を握るようにゆっくりとかけていく。ブレーキを掛けてカクンとしない程度のかけ具合はすでに習得している。

「ふう」

安堵の息。

バイク教習日記 卒検!

卒検のコースは2種類。

最後の教習の日に、そのどちらのコースの地図が渡されています。

地図を見て思う。

「なるほど今まで走ってきた順序が数か所入れ替わっただけか。」

免許は買うものってやつですね!

行くぞ卒検、気合の貯蔵は十分だ。

ガラッ。

教室のドアが空く。

いよいよ卒検の始まりである。

まずは荷物を置かされ、簡単な説明を受けた。

「今日はBコースになります。」

簡単なコース説明を受ける。

「以上がBコースの内容になります。あらららら、練習で走っていたコースの曲がる場所が変わっただけですね。

「……うけんな。」

思わず心の声が漏れる。

次に減点対象の行為や、一発アウトの行動について説明。

「コースを外れるのは減点対象ではありません。コーン衝突、一本橋での脱輪。急制動での規定線超えはアウトです。あ、今日は路面が少々濡れているので14mまで使えます。」

一通りの説明を受けたあと走る順番を決められ、荷物を持ってコースに出陣です!

プロテクターを付けて指定された番号のゼッケンを付ける。

しかし、

緊張のあまりゼッケンのバックルがうまく付けられませんでした。

グズグズしていると、隣りにいた教習生が手伝っていただきました!

「がんばってくださいね」

その一言でどんだけ緊張が和らいだことか。

教官のもとに行き、ゼッケンの番号と名前をいう。

「どうぞ」

ここから卒検が始まる。

バイクに跨るところから、最新の注意を払う。

ここで倒したら笑えない。

なんとかバイクに跨った。

ミラーと後方確認、合図を出して発進する。

走ってしまえば緊張はほぐれる。

ことはなかった。

踏切を通過し、坂道へ。

ここでは見極めのときに一回転んでいる。

エンジンをいつもより多めに回して意識して切り抜けた。

40Km/h指定走行を終え、障害物を避ける。

そのまま課題コースだ。S字をこなし、一本橋ヘ行く。

教官のアドバイスを思い出しながら、ハンドルを小刻みに動かして対応する。

クリア。

急制動にうつる。ちょっと加速が弱い気がしたが、1回目だ、失敗は許される。

コーンの手前でアクセルを離し、エンジンブレーキをかける。

コーンが目前に迫る。

ブレーキをかける。

指定距離は14m。

余裕で止まれる。

教官をちらっと見ると、okの意。

クリア。

クランクをこなし、スラロームに入る。

慎重に行き過ぎてタイムが出なかったが、転ばなければ良いのだ。

発着点に戻ってきた。

倒さないようにバイクから降りる。

「ふぅ」

一息つく。教官から話しかけてきた。

「まだまだ荒削りなところはあるが、うまくなったなぁ」

勝利を確信した瞬間である。